2009年 12月 25日
まずは、メリークリスマス! 庇の解体は、順調に進んでいます。クリスマス前には、中央まで進んでいました。 祭日の23日も休まず作業が続いていました。 本体の外壁に気を配りながら、丁寧な解体をされています。 恐らくは、年内には総ての庇が撤去されるのではないでしょうか?! 竣工当時のファサードを確認できる良い機会ですが、 我々が目にできるのは、あくまで仮囲いの上だけです。 本館と西側の駐車場との間にゲートが設置され、その影響で以前には側面から 工事の状況を垣間見れていたメッシュフェンス部分も塞がれてしまいました。 東側のダイビル側も同様です。 この日は、2階の窓が幾つか開いていました。工事の様子は解りませんでしたが、 内部の解体も着実に進んでいるのでしょうね。。。あの荘厳なエントランス吹き抜け は、どうなっているのでしょうかネ・・・。 萬川建築設計事務所 萬 川 幹 夫 #
by dai-bldg
| 2009-12-25 13:07
2009年 12月 17日
今日の変化をお伝えします。 解体しているのは、どうやら庇だけのようです。 チョット安心です。 大正14年竣工当時のファサードに戻すのかな・・・? 竣工当時は、正面玄関部分だけに庇が有り、現在のように正面全体には、庇が在りませんでした。 内部の解体は、どのように進んでいるのでしょうか?チョット不安です。 萬川建築設計事務所 萬 川 幹 夫 #
by dai-bldg
| 2009-12-17 13:06
2009年 12月 16日
いよいよ 解 体 が始まりました! 今日は、仮囲いの上に養生シートが張られ、単管が延びていました。 近付いて見ると二人の作業員さん達がチッパーや電動カッターを手に 庇の解体を始めていました。 滑車が設置されている事を考えれば、無下に取り崩すだけでは無さそうですが・・・。 照明器具の台座の下端(庇との取り合い部)は、削り取られていました。 嬉しい事がありました! 写真を撮っていると一人の女性が近づいて来て「このビルは、何か由緒有る建物なのですか?」 と聞かれました。知的で上品な50代くらいの方でした。 名古屋から観光で来られてるそうで、ガイドブックには、中之島界隈の近代建築のページにたくさんマーカーを入れておられました。「大阪としては恥ずかしい事ですが・・・」と前置きをしてダイビルの経緯を話すと 「是非残してもらいものですね!」と賛同して戴きました。このブログの事も話しておきました。 これから、天満橋まで川沿いを散策して、大川のクルーズに乗船されるそうです。 『良い一日になりますように!』 萬川建築設計事務所 萬 川 幹 夫 #
by dai-bldg
| 2009-12-16 12:14
2009年 12月 11日
ついに、本館と並びのダイビルの両方の足元が隠されてしまいました。 本館の北西角の部分だけが開いていて本館西側の通用口を 作業用通路にされているようです。 同時にダイビルの東側からも両ビルの南側を通ってアクセスしているようです。 以前お会いした作業員さんの話通りなら、いよいよ来週から内部の 解体が始まるのですね・・・。 最近のこう言った開発を見ていると、子供の頃の昆虫採集と標本造りを思い出します。 幾つか違う点は、命を戴いた標本を極力傷つけないように細心の注意を払いました。 標本のバランスを崩さないよう虫ピンは、とっても細かったです。 ダイビル本館を標本扱いして申し訳ありませんが、とても『貴重な時代の遺産』に 巨大なガラスの極太杭を突き立て、羽や脚を解体してアチコチニ貼り付ける と言った手法が現代的な保存再生なのでしょうか・・・ね? この設計者さんは、バランスだとかプロポーション、様式などの概念は習わずに、高度な 工学テクノロジーだけを勉強なさったのかな? このプロジェクトに関わっている方々は、昆虫採集の標本造りをしたことが無い のだろうな?! 萬川建築設計事務所 萬 川 幹 夫 #
by dai-bldg
| 2009-12-11 16:35
2009年 12月 07日
今日は、ダイビル本体にまで仮囲いが延びてきていました。 今年一杯は、あの雄姿全体を眺められると思っていたのですが・・・。 今朝の状態で正面玄関迄囲っていましたから、明日にはダイビル全体の 足元が見えなくなってしまうのでしょう・・・ウ~ン。 萬川建築設計事務所 萬 川 幹 夫 #
by dai-bldg
| 2009-12-07 10:09
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Osaka bldg. preservation initiative
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